こんにちは!ネットショッピング大好き、のっくです。
公式オンラインやAmazon・楽天・Yahoo!ショッピング以外の“単独ショップ”でお買い物、してますか? 私は海外通販も使いますが、支払いがPayPal(ペイパル)対応じゃないお店は基本スルー。万一の未着や不良でも、PayPal経由だと紛争手続きで返金までが早いからです。逆に、聞いたことのないショップ×クレカ直入力×運営情報が薄い…この三拍子が揃ったら、のっくの中では即NG! 英語や中国語でやり取りして泣き寝入り、なんて未来は回避したい🙅♀️
怪しい通販で注文→届かない…実例と学び
先日、とある知人から「小物のオイルを買ったのに届かない」と相談が。確認すると、そのサイトは——
Amazonでも、楽天でも、Yahoo!ショッピングでも、Qoo10でも、au PAY マーケットでも、公式オンラインストアでもない、見知らぬ一般ECサイト。
これは一番、慎重になるべきパターン…!
え!やばくない? カード情報とか大丈夫…?
800円くらいだし大丈夫でしょ〜。とりあえずメール送ってみるわ!
…が、その後も沈黙。発送連絡なし、返信なし。典型的な“未着系”のにおいがプンプンします。
実際のサイトを点検してみた(スクショのみ共有)
サイト名はここでは出しませんが、見た目はそこそこ綺麗、セキュリティソフトにも即警告は出ないタイプ。
ただしチェックすると——
- 住所検索→レンタルオフィス/バーチャル住所っぽい
- 会社名→固有名が弱い・検索で実体不明
- 電話番号→記載なし(問い合わせはフォームのみ)
- 特商法表記→運営責任者名がない/日本語が微妙
- ドメイン→.xyz(※普通に使う企業もあります。ただし悪用例が多いのも事実)

見た目に騙されがちだけど、運営の“実在性”と“連絡可能性”が弱いサイトは要注意。とくに電話なし+銀行振込のみは赤信号。
通販詐欺を避けるためのチェックリスト(のっく版)
1つでも怪しければ、買わない勇気を! 以下の順にサクッと点検してみて。
- 特商法の表記:会社名/住所/電話/運営責任者名。
→ 住所は地図で確認(集合住宅・私書箱・レンタルオフィスの可能性も)。電話番号にかけて有人応答の確認。 - 価格の異常値:相場より大幅値引き(50〜90%OFF常態化)は警戒。在庫希少&いつもセールは矛盾。
- 支払い方法:安全寄りはPayPal、後払い、代引き。
⚠️ 前払い銀行振込しかない/暗号資産のみは避ける。 - ドメインとURL:
https
必須、ドメイン取得が極端に新しい/不一致(会社名と無関係)なら疑う。
サブドメインや文字列が長すぎるURLも注意。 - 日本語品質:返品/配送/規約の日本語に違和感がないか。
コピペ痕(複数ブランドが混ざる)も危険サイン。 - 画像と説明:他店の写真を盗用(ウォーターマーク消し/画質劣化)していないか。
- 運営の足跡:SNS更新、レビューの多様性、外部口コミ。
サイト内★5だけは自演の可能性あり。
もし注文しちゃった/未着だったときの対処(時系列で)
- 1)記録を残す:注文完了画面・メール・商品ページ・規約をスクショ/保存。
- 2)ショップへ一次連絡:問い合わせフォーム&メールで注文番号・期限を明示。返信期限(例:48時間)を書き、無反応なら次の手続きへ進む旨を通知。
- 3)決済会社に連絡:
クレカ→カード会社へ不正利用相談&停止/再発行、チャージバックの可否確認。
PayPal→紛争→異議→返金申請の流れ。
銀行振込→振込先の銀行へ組戻し相談(時間勝負)。 - 4)公的窓口に相談:最寄りの消費生活センター、警察相談窓口(#9110)などへ情報提供。被害の型が蓄積され、今後のブロックに効きます。
- 5)セキュリティ衛生:
・パスワード使い回しを即解除(メール/ショッピング/金融は特に)
・二段階認証オン
・端末でマルウェアスキャン
「.xyzは危険?」への私見
.xyz=100%危険ではありません。普通に使っている事業者もあります。ただ、取得しやすさゆえ“悪用されやすい”のも現実。結局はドメイン単体で断定しないこと。特商法表記・価格設定・支払い手段・運営の足跡など、総合点で判断しましょ。
今回ケースのその後と、のっくの本音
そのサイトは問い合わせに10日以上無反応。そして——
実はこれ、夫の体験なんです…
最終的に見覚えのないカード請求が発覚し、カード停止&再発行で収束。金額の大小じゃない、カード番号が出たかもという精神的ダメージが強烈でした。
だからこそ、“安さより実在性”が最優先。レビューと決済の安全網(PayPal/後払い)を最初のフィルターにしておくと、危険はかなり減らせます。
まとめ|通販詐欺を避ける最短ルートは「実在チェック×安全決済」
- 特商法・住所・電話で実在確認
- 価格が安すぎないか(常時90%OFFは疑う)
- PayPal/後払いなど返金レールがあるか
- 怪しさ1つでも→撤退(代替ショップを探す)
- 万一やられたら→決済停止→証拠保存→相談
ネット通販は便利で楽しい!だからこそ、見抜く目と逃げる勇気はいつも一緒に。のっくでした〜。
いっと!
※2022/03/02 追記:クレカに身に覚えのない明細が発覚→カード停止・再発行で対応。やっぱり“カード直入力×無名サイト”は危険、肝に銘じました…!