のっくです!
「シークレットウィンドウってなに?」に一言で答えるなら、
「あとでその端末(スマホやPC)に“足あと”(mixiみたいな)がほとんど残らないブラウザ画面」でした!
具体的には、見たサイトの履歴・検索したキーワード・ログイン状態・クッキー(サイト側の覚え書きみたいなもの)が、ウィンドウを閉じた後には基本的に残りません。
なので、同じサイトを“はじめて”開いた状態としてテストするときに便利でした!
逆にいうと「完全に何もバレない魔法の透明モード」ではないのです。
そこはちょっとだけ注意ポイント。
ここから理由と実例をセットでお話しまーす!
1. シークレットウィンドウってなに?
ふつうのChromeやEdge、Safariなどのブラウザって、みなさんが見たページの記録(履歴)とか、ログインした情報とか、「次回はこの人だって覚えておくね〜」みたいなメモ(クッキー)をためこんでくれます。
これ自体は悪いものじゃなくて、むしろ便利。いつも使うSNSに毎回パスワード入れなくていいのはこのおかげです。
一方でシークレットウィンドウ(Chromeだと「シークレット」、Edgeだと「InPrivate」、Safariだと「プライベートブラウズ」みたいな名前です)は、
その覚え書きを「今回はとっておかないね」という特別ルールで開くウィンドウなんです。で、そのウィンドウを閉じちゃうと、そこだけスパッとリセットされるイメージ。
ブラウザのアイコンが、なんかサングラス+帽子っぽい「おじさんのマーク」になるやつ。それそれ。それがシークレットウィンドウ(シークレットタブ)ですっ!
なので、「誰かにこのスマホ貸したときに検索履歴だけは見られたくない」とか
「ちょっと試しに別ユーザーとしてログインしたい」
「キャッシュ(過去情報)なしの状態でサイトを確認したい」ときに便利。
私は正直、ずっと“なんかよくわからんモード”って思ってたんですけど、
使ってみたら「あ、これそういう意味だったのね」ってスッキリしました。
2. なにが残らないの?(ここが一番聞きたいやつ)
私の理解では、シークレットウィンドウを閉じたあと、だいたいこんな感じです:
- 見たサイトの履歴:端末の「履歴」には残らない
- 検索ワード:同じく残らない
- ログイン状態:基本的にリセットされる(次に同じサイトを開くと、またログインし直しになる)
- クッキーなどの一時的な情報:そのウィンドウの外には引き継がれにくい
逆にいうと、ふつうのウィンドウとは分けて動くので、たとえば自分のアカウントAで普通のウィンドウにログインしたまま、シークレットウィンドウでアカウントBにログイン、みたいなことができます。
これ、SNSの複数アカウントを確認したいときとか、
仕事用とプライベート用を分けたいときにめっちゃ便利でした。
なので、のっく的には「履歴を残さないモード」というより
「いったん全部まっさらで試すモード」「別人として入ってみるモード」
という使い方のほうが、肌感は近いなと思ってます。
これがあると、ブラウザの調子がおかしいときにも
「シークレットウィンドウで同じページを開いたら、ちゃんと表示された=じゃあキャッシュの問題っぽいな」
みたいに切り分けできたんですよね。これはかなりよかった……!
「シークレットで開いたらエラー出なかった」って報告あるあるだよね。私はそれで社内ツールの不具合に気づいたことある…
3. なにが守られないの?(“完全な隠れ身の術”じゃないよ注意)
ここはちょっと大事なところ。シークレットウィンドウを使えば、同じスマホや同じパソコンをあとで使う人に対して、履歴や検索ワードを見られにくくはなります。
でも、それはあくまで「この端末のローカルに残らない」という話です。
- アクセスしたサイト側には、ふつうにアクセス記録が残ることがあります。
- 会社や学校のネットワークを使っている場合、ネットワーク管理者には通信ログが見える場合があります。
- プロバイダ・回線側には「この時間にこのサイトへ行った」みたいな記録が技術的に残ることもあります。
なので「シークレットウィンドウ=完全に私の行動はバレない」ってわけではないんです。ここを勘違いしちゃうとあとで困りそうだなと思ったので、一応書いておきますね。
あくまで、「同じ端末の中に履歴としてべったり残しておかない」くらいのイメージがちょうどいいかなと。
これは、たとえば家族で1台のタブレットを共有しているとか、
仕事で同じPCをみんなで交代で使うとか、そういうときはすごく心が軽くなる機能なんだけど、「完全に誰にも追えない秘密ルート」までは保証してないよ、
っていうバランスの話です。
4. 私が「これ便利だな」と思ったシーン
私の場合、シークレットウィンドウは「使いこなすぞ!」って感じじゃなくて、困ったときに「あ、これ試してみようかな」くらいで開くことが多いです。
特に助かったパターンをいくつか書いておきますね。
- ログインの不具合チェック:普通のウィンドウだとエラーになるけど、シークレットだと入れた→古いログイン情報が残っててケンカしてたんだな、ってわかった。
- 別アカウントの確認:メインとは別のアカウント(例えば個人用と仕事用)で同じサービスを見るときに便利。いちいちログアウトしなくていい。
- こどもに端末貸すとき:返ってきたらyoutubeが変なのばっかりすすめられる・・・はあ。あらかじめシークレットタブでyoutube出して渡せば私のyoutube安泰。
- おすすめ表示のリセット確認:通販サイトとか動画サイトって、見たものに合わせて「これ好きでしょ?」って出してくるじゃないですか。シークレットだと、それがいったんリセットされて“新規の人用の画面”が見られるのも面白かったです。
特に最後のやつは、ちょっとハマりました。
ふだんのブラウザだと「あんた、最近こういうのばっか見てるでしょ?」って提案が並ぶんだけど、シークレットウィンドウだと“はじめまして”の扱いなので、おすすめ商品の景色がガラッと変わるんですよ。
同じサイトでも別の顔をしてくるのがちょっと楽しい!
「いつもあなたはコレでしょ!」って決めつけてくる通販サイトに対して、いったん素の顔を見たい時にも使ってる。笑
5. どうやって開くの?
これはブラウザによって呼び方が少しだけ違いますが、だいたいは右上のメニュー(三点とか三本線とか)を押すと「シークレットタブ」「シークレットウィンドウ」「InPrivate」「プライベートブラウズ」などのメニューがあります。
そこをタップ/クリックすると、例のサングラスっぽいマークの画面が開きます。


いったん開ければ、あとは普通のネットと同じように検索してOK。
使い終わったら、そのシークレットのタブやウィンドウごと閉じれば、そこまでの履歴は基本的に消える、という流れです。
これ、私は最初ちょっとこわくて「押したらなにか設定が壊れる?」ってビビってた派なんですけど、実際はふつうのタブと同じ感覚で閉じればOKでした。
なので、特に構えなくても大丈夫でしたよ、くらいの気持ちでここはメモしておきます。
6.まとめ
まとめると、シークレットウィンドウは「あとで端末の履歴に残したくない回だけ、別室でこっそり作業するイメージ」に近いなと私は感じてます。
私はこれで、ブラウザの調子を見るときや、複数アカウントのチェックが楽になりました。
もし「なんかよく聞くけど正体わからん」ってモヤモヤしてたなら、1回だけ開いてみると「あーこういうことね」ってなると思うので、そこまで怖がらなくて大丈夫でしたよ…という報告でした!
それではのっくでした~!いっと!









