こんにちは、のっくです。
4月の異動や新年度で人間関係がゆれやすい季節。私も昔から相談されがち人間で、学びを深めて社会福祉士まで取りました。そこで今日は、日常の「聞く・受け止める・一緒に考える」を強くしてくれるバイスティックの7原則を、誰でも使える具体例と一緒に解説します。
※専門職だけのものではなく、職場・家族・友だち・ママ友まで効きます!
難しい理論っぽいけど、コツさえ掴めば“会話の安心感”がグッと上がるよ!
バイスティックの7原則とは?|対人援助の土台をつくる基本
正式には「対人援助における関係形成の7つの基本姿勢」。ここでは日常の相談に落とし込んだ使い方にフォーカスして解説します。原典の詳しい説明は三幸福祉カレッジさんの記事が分かりやすいので参考にどうぞ:バイスティックの7原則とは?
1. 意図的な感情表出(相手が話しやすい空気を“意図して”作る)
自分の素の感情そのままではなく、相手が安心して話せる表情・声のトーン・言葉を選ぶこと。
OK例:「それは心配だったね、よかったら経緯を教えて」
NG例:自分の怒りをぶつける/話を遮ってジャッジ。
2. 統制された情緒関与(入るけど、のみ込まれない)
共感はするけど、感情的には飲み込まれない。冷静さを保って話を進めます。
ポイント:深呼吸→要約→確認。「つまり、◯◯が辛かったんだね?」
3. 個別化(“あなただから”を大事にする)
「よくある話」で片づけない。背景・価値観・優先順位は人それぞれ。
言い換え例:「一般論ではなく、あなたの場合どうしたい?」
4. 非審判的態度(評価・決めつけ・レッテルを外す)
良い/悪いの判定を急がない。
OK例:「そう感じた理由をもう少し教えて」
NG例:「それはダメ」「普通はこう」。
5. 受容(まず“その気持ち”を受け止める)
否定せずに丸ごと聞く。アドバイスの前にまず受け止め。
例:「そこまで追い詰められてたんだね。話してくれてありがとう。」
6. 自己決定(最終決定権は本人に)
こちらが答えを押し付けない。
促し方:「選択肢A/B/Cがあるけど、あなたが一番納得できるのは?」「決めるうえで何を一番大事にしたい?」
7. 秘密保持(話は外に出さない)
相談内容は第三者に漏らさないが原則。必要があって共有するなら本人の同意を取る。信頼の土台です。
覚え方:語呂合わせ「いとこの日、10時のひみつ」
頭文字を並べ替えて覚えやすく!
い(意図的な感情表出)/と(統制された情緒関与)/こ(個別化)/ひ(非審判的態度)/じゅ(受容)/じ(自己決定)/ひみつ(秘密保持)=「いとこの日、10時のひみつ」。
10時に公園で“いとこ”と会う秘密の約束…って覚えると忘れない(笑)
会話テク:オウム返しは“言い換え”で深く効かせる
7原則を実践するときの相棒がオウム返し。ただのリピートではなく、気持ちの言い換えで返すと効果大。
例1:「友達にハブられた…」→「仲間外れにされたのがつらかったんだね。」
例2:「遠くの友達が誕プレ持ってきてくれた!」→「わざわざ来てくれたのが嬉しいんだね。」
→時間を稼ぎながら、受容・個別化・自己決定へ自然につなげられます。
会話の流れテンプレ(保存版)
- 受容+要約:「◯◯がしんどかったんだね。」
- 個別化:「あなたにとって一番大事なのは何?」
- 選択肢づくり:「A/B/Cが考えられるけど、他にもあるかな?」
- 自己決定:「どれが一番、あなたの気持ちに合う?」
- 次の一歩:「じゃあ最初にやる一歩は?」
よくあるNG→OK言い換え(職場・家族・友だち)
- NG:「普通はさ」「みんなそうだよ」→ OK:「あなたの場合はどう感じた?」(個別化)
- NG:「それはダメ」→ OK:「その選択のメリット/デメリットは?」(非審判)
- NG:「絶対こうすべき」→ OK:「最終的にどうするかはあなたが決めよう」(自己決定)
- NG:噂話に混ぜる→ OK:「この話はここだけにしようね」(秘密保持)
まとめ|7原則+オウム返しで“安心して話せる人”になる
バイスティックの7原則は、相手が自分で答えにたどり着くのを支えるフレーム。
語呂合わせ:「いとこの日、10時のひみつ」
テク:“気持ちを言い換える”オウム返しで会話に余白を作る。
最後に、友だち相手ならあなたの気持ちを一言そっと添えるのが効果的。
例:「私はあなたにこれ以上傷ついてほしくないな。」
——否定や命令ではなく、願いとして伝えるのがコツです。
今日の合言葉は「いとこの日、10時のひみつ」。ぜひ使ってみて〜!